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ホームページの維持費は何にかかる?内訳を項目別に整理
ホームページの維持費は、ドメインやサーバー代だけではありません。保守・更新・修正対応まで含めた費用の内訳を項目ごとに整理し、何にお金がかかるのかを分かりやすく解説します。
ホームページの維持費というと、ドメイン代やサーバー代を思いうかべる人が多い。だが実際にお金がかかるのは、公開したあとだ。更新やトラブル対応に、人の手間がかかりつづける。この手間こそ、見積もりには出てこない、ほんとうの維持費といえる。費用の正体を項目ごとに分けてみると、何にお金がかかっているかが見えてくる。
ホームページの維持費は5つの項目にわけられる
ホームページの維持費は、大きく5つの項目からできている。ドメイン代、サーバー代、CMSやプラグインの保守、コンテンツ更新の手間、そして不具合対応の手間だ。
前の2つは、請求書に金額として現れる「見える固定費」。残る3つは、誰かが作業する時間としてあらわれる「見えない工数費」だ。見積書に載らないぶん、あとから重くのしかかりやすい。
制作を依頼する段階では、固定費だけで予算を組んでしまいがちだ。公開後にどれくらいの更新頻度を見こむかまで考えておくと、あとで慌てずにすむ。固定費と工数費を分けて考えると、維持費の全体像がつかみやすい。次から、それぞれの中身をみていく。
固定費の正体:ドメインとサーバー代のしくみと更新サイクル
ドメインは、住所のようなもの。年に一度、更新料を払って契約をのばす仕組みが一般的だ。更新を忘れると、ドメインが失効し、サイトごと表示されなくなるおそれがある。ドメインを管理する会社と、サーバーを貸す会社は別のことも多く、請求がふたつに分かれている場合もある。
サーバーは、土地のようなもの。月払いや年払いの契約が多く、容量やアクセス数に応じてプランが変わる。契約が切れれば、その時点で公開が止まる仕組みだ。
自動更新をクレジットカードにまかせきりだと、カードの有効期限切れに気づかないまま失効することもある。更新日をカレンダーに控えておくと安心だ。
見落とされがちな費用:CMSやプラグインの保守
WordPressなどのCMSを使ったサイトは、本体とプラグインのアップデートが定期的に発生する。放置すると、セキュリティの弱点が残ったままになり、外部からねらわれやすくなる。
さらに厄介なのが、プラグイン同士の相性だ。それぞれ別の開発者がつくっているため、ひとつを更新したら別の機能が動かなくなる、ということも起こる。更新のたびに表示を確かめ、壊れていないか点検する作業が必要になる。
この保守対応は、サイトを開いた時点では見えにくい。運用がはじまってから、じわじわと工数として積みあがっていく費用だ。
変動費の正体:内容更新やトラブル対応にかかる手間
サイトの中身は、公開して終わりではない。料金表の変更、写真の差しかえ、新しいお知らせの追加など、内容の更新はずっとつづく。季節ごとのキャンペーン画像を入れかえる作業も、この手間にふくまれる。
ブラウザやOSが更新されると、とつぜんレイアウトがくずれることも珍しくない。問い合わせフォームが送信できなくなる、といったトラブルも起こりうる。原因を調べ、直す作業には、それなりの時間がかかる。
これらの作業は、自分で対応するか外部に頼むかで、費用のあらわれ方が変わる。自分でやれば人件費、頼めば都度の請求というかたちだ。手間そのものは、どちらを選んでもなくならない。
静的サイトとCMSサイトで維持費のしくみはどう変わるか
Next.jsなどで作る静的なサイトは、データベースやプラグインを持たない。セキュリティ更新の手間は小さくなる。こわれにくく、放置しても事故が起きにくいつくりだ。
その代わり、文章や画像の差しかえには、開発の知識か開発者への依頼が必要になる場面が多い。更新の自由度は、CMSサイトよりひくくなりやすい。
CMSサイトは、管理画面から自分で更新できる手軽さが利点。その手軽さと引きかえに、保守対応という続く手間を背負う。どちらが向いているかは、更新の頻度と、だれが更新するかで変わってくる。頻繁に情報を書きかえるならCMS、公開後の変更が少ないなら静的なサイト、という選び方が現実的だ。
サイトの作り方で変わるのは、維持費の重心がどこに乗るかだけだ。工数そのものは、消えてなくならない。
いま運用しているサイトは、更新の手間と保守の手間、どちらが重くなっているだろうか。
料金の内訳は/pricingで、制作の進め方は/servicesでまとめている。気になったときにのぞいてみてほしい。